213_子どもと一緒に何度も体験!オンライン×VRで、防災訓練をいつでも・どこでも疑似体験

防災・防犯部門

佳作

子どもと一緒に何度も体験!
オンライン×VRで、
防災訓練をいつでも・どこでも疑似体験

大和ライフネクスト株式会社 畠中 一江

背景

  • コロナ禍の2021年に竣工しており、築3年のマンション。現役世代やファミリー世帯が多く、お子様も多くお住まいです。一方で90歳台の方もお住まいで、年齢層は多岐に渡る方々が住まわれています。
  • コロナ禍での竣工ということもあり、まだ防災訓練が一度も開催できていない状況でした。

目的

  • コロナ禍でも災害リスクは変わりません。そのような中でも、安心・安全に防災訓練を実施することが必要です。
  • また歩行ができないお子様がいらっしゃるご家庭や、土日には部活動などで不在にしているお子様などに、きちんと防災訓練に参加していただき、一人で留守番をしているときなどに、何かあった場合、適切な行動が取れるように、防災教育することは非常に重要です。各家庭のご事情に合わせて、どのような備えが必要であるかを考え、自助を高めていただくことを目的としています。

実施内容

【添付資料】子どもと一緒に何度も体験!オンライン×VRで、
防災訓練をいつでも・どこでも疑似体験
子どもと一緒に何度も体験!オンライン×VRで、防災訓練をいつでも・どこでも疑似体験。ご自身のスマートフォンやパソコンなどで好きなタイミングで参加可能。
  • 全戸配付された広報文にあるQRコードやURLにご自身の好きなタイミングでアクセスし、VRの360度映像による消火・避難・通報訓練を疑似体験いただきます。マンション内での火災発生を想定したシミュレーション映像となっており、クイズに答えながら知識を深めていただくことができ、ご自身のマンションでは、どうだろうか?と各自で想定していただけるような構成となっています。
  • マンションの防災訓練では、土日などのある特定された日時に集まって訓練を実施することになりますが、学校や会社などの出校日や出勤日に実施するものではないので、なかなか都合が合わない方も多く、参加率は全世帯の1~2割程度であることが多々あります。土日にお仕事がある方や、部活動などがある学生はそもそも参加が難しい、という課題があります。
  • マンションの防災は、全世帯のある一部の方々が備えていれば安心、ということではなく、何かあった時には隣近所が隣接しているマンションだからこそ、全世帯が備える必要があり、誰かが何も備えていなかったら被害を被ったり、場合によっては加害を与えてしまうようなリスクがあります。そのため、一人でも多くの方に防災訓練に参加いただくことが、マンションの防災力向上に繋がります。参加率を向上させるため、何度も参加を促す広報文を配付しました。

実施結果

  • この取り組みにより、こちらのマンションでは、全世帯の約9割に値する50世帯の方が防災訓練に参加されました。また、世帯の平均参加人数は1.8人という結果で、ご家庭の中で複数人が参加することができ、57世帯のマンションにおいて約90名の方が参加することができました。
  • 対面式の訓練では、そもそも全世帯の全員が集まれるようなスペースも無いので、現実的には難しいところがあります。オンラインを活用することで、多くの方々の防災意識を向上させることができました。
  • 満足度としても5点満点中平均4.09と非常に高い結果となりました。

苦労した点・工夫した点

  • 防災訓練の参加率を上げることが、マンション全体の防災力向上に繋がるため、広報文を何度も配付したり、管理員から未参加世帯の方に対して、お声掛けをさせていただくといった取り組みを実施しました。

管理組合・居住者の声

  • まだ歩行のできない小さい子どもがおり避難には時間がかかることが予測されるため、これまで以上に万が一の場合の備えや動き方を家族間で確認して共有しておく必要があると感じた
  • 子どもが小学校後学年になり、そろそろ一人で留守番をさせるようなケースも増えてきたが、子どもが一人でいるときに何かあった場合に、どうしたら良いのかを一緒に確認することができたのでよかった
  • 予定を合わせたり、他の方と会ったりすることなく、自分のタイミングで参加かでき、改めて確認が出来たので良かった
  • 集合でやったほうが実体験としていい場合もあるとは思うが、手軽にできることは各自の意識を高めるために有益だと感じた
  • 対面での防災訓練を実施することになっても今回のようなオンラインでの対応もあると嬉しい。(もし日程が合わなくても参加できるため)

実施にかかった費用

  • 約8万円

収入増や支出減となった費用

  • 管理組合には、上記のようなトータルのサポート費用として、約8万円を当社にお支払いいただきました。